2023年2月26日付中日新聞社説は清福

産業廃棄物処理業の株式会社ハーツを取材した執筆者が食料品の循環型社会を考察した内容だ。

同社は食品廃棄物に特化した産業廃棄物処理業で、飼料や堆肥、バイオマスにリサイクルする傍らで昆虫食の開発にも取り組んでいる。

食品廃棄物を昆虫(同社はミズアブを使っている)の餌として消費させ、この昆虫の幼虫や成虫を昆虫食として活用するという取り組みだ。

詳しくは社説と同社のwebサイトを閲覧されたい。

人間が摂取する昆虫食は食に関する相当に意識の高い人やマニアックな人だけに浸透している収益が確立されていない事業分野である。

同社は人の食糧でなく、動物の飼料として開発を進めている。

鳥や魚は虫を食べる。

家畜の昆虫食が量産できれば飼料の輸入量を減らし、食品の循環型社会の一翼を担える。

 

私には清福の読後感だ。