私の「はだしのゲン」考

漫画「はだしのゲン」は今日まで原爆の原体験を伝える教材と位置付けられてきたが、学校図書館で閲覧制限する市が出てきた。

出版当初から賛否両論があったものの学校図書館に収められてきたのは教育者がその内容に教育的価値を見出していたからだ。

私が高校生のとき、社会科の先生が「はだしのゲン」を推していた。

私のクラスでは先生に賛同する生徒は多くなかった。

その理由は、論点にすらならないが、作者の絵が苦手だったからだ。

私も同じ感想だった。

話は興味あったが、あの絵で話に入り込めなかった。

幾つかのエピソードは断片的に思い出せるものの、ゲンが最後にどうなったか全く記憶にない。

多分、途中で他の漫画に目移りしてしまったのだろう。

 

著作権や版権の制約があることは承知の上で、現代のクリエイターによるリメイクで教材として復活できないか?