プレアデス星団と人口減少、少子化は個性化で仕事に縁起

このところ金星にまつわる天体ショーが続きますが、今日も含めて星空の観察ができない天気です。

金星、宵の明星は日没後の西の空高くにあり、今時分はプレアデス星団が近くにあります。

肉眼でこの星団を見つけるのは容易ではありませんが、金星の周辺に目を凝らせば探せます。

それでも空がくっきりと晴れてなければ難しいです。

今日は直近で水星が最も高く位置する日ですが、生憎の曇り空でした。

今日のニュースは中小企業の倒産・廃業件数の増加と人口減少のペースが速まっていることです。

前者はこのブログで何度か触れましたが、ゼロゼロ融資の返済が本格化するに伴い自主廃業を決心した経営者が増えているということです。

経済学者曰く、市場から退場すべき事業者を延命したに過ぎない施策と厳しい評価のゼロゼロ融資ですが、これで息を吹き返して事業を継続できた企業もいます。

延命の後、やはり死亡(倒産・廃業)か、蘇生できたのか、マクロ経済の視点では死亡が多いのでしょう。

後者の人口減少もこのブログで扱っていますが、人口減少とは少子化のことでもあります。

昔と比べればランドセルは高級化する一方で中古ランドセルのリユース市場が成長しつつあります。

七五三や入学・卒業の衣装のレンタル、スタジオ撮影など記念イベントへの支出の高額化も見られます。

高額化せずとも限られた予算で顧客の「個性化」を提供するのが一つの考え方です。

一見、人と同じようでありながら少し違う個性を発揮できる商品。

少子化は子供に「特別」を提供する機会が増えることを意味します。

 

「差別化」は同業他社との違いを打ち出すことですが、個々の顧客が他者との違いを訴求する「個性化」に真摯に向き合えば仕事に縁起です。